iDで現金化は可能ですか?
緊急事態でお金の工面に困っているという声をよく聞きます。
iDはNTTドコモと三井住友カードが提携して提供している非接触型の電子マネーサービスです。
現金やクレジットカードを持ち歩く必要が無く、気軽に買い物が可能です。
誰でも簡単に登録が可能なiDですが、果たして現金化はできるのか?
本記事を読めば、あなたのiDでの現金化に関する疑問を解決できます。
最後まで読んでいただけると幸いです。
この記事を読んでわかること(クリックすると飛びます)
iDで現金化する仕組みとは?
iDを利用した現金化の一般的な方法は、iDの決済システムを通じて家電などの商品を購入し、その後でこれらの商品をリサイクルショップやオンラインマーケットで売却することにより資金を調達するやり方です。
この方法は、特にiDに紐づけられたクレジットカードやプリペイドカードを使用する際に有効です。
iDで現金化をするポイントは、iDを使って容易に購入できる商品を選び、それを後で現金化することにあります。
例えば、家電製品は再販価値が比較的高く、売却しやすいため、現金化のための購入対象として適しているといえます。
iDで現金化できる決済方法は全部で4つ!
iDで現金化する決済方法は大きく分けて4つのタイプがあります。
iDで現金化する決済方法一覧
- ポストペイタイプ(クレジット決済型)
- ポストペイタイプ(後払い決済型)
- プリペイドカードタイプ
- デビットカードタイプ(口座紐づけ型)
続いて、決済方法の詳細をみていきましょう。
ポストペイタイプ(クレジット決済型)
ポストペイタイプのiDでの現金化は、クレジットカードを登録することで利用できます。
実は、現金化が目的ならば、ポストペイタイプのiDを経由して購入する必要性は少ないです。
iDに紐づけられたクレジットカードを使用して商品を購入し、その後で売却することにより現金を得ることができますが、直接クレジットカードを使用しても同様の結果が得られるからです。
2023年になっても、iD決済が使えない店舗が一部存在するため、無理にiD決済を利用する必要は無いと思われます。
クレジットカードが使えない店舗では、iDをはじめとした電子マネー決済での支払いも対応していないと考えて良さそうです。
クレジットカードを所持しているならば、オンライン上でAmazonギフト券やAppleギフトカードを購入して、ギフト券買取サイトで現金化した方が手っ取り早いです。
商品を購入するために、わざわざ店舗まで足を運ぶ必要もなく、スマホ一つで最大98%の換金率(※Appleギフトカードの換金率)で即日の取引ができます。
その中でもギフト券買取サイトの買取ライオンは、Appleギフトカードの換金率が常に高く、おすすめのギフト券買取サイトとなっています。
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ポストペイタイプのiD決済の中には、後払い決済型のものが存在します。
このタイプは、クレジットカードの紐づけをしなくても、iD決済することが可能です。
スマートフォンのiDアプリに実装されているdカード mini(d払い)を使うことで後払い決済できます。
dカード mini(d払い)は、ドコモより提供されているため、他のキャリアを利用している方は使えないというデメリットもあります。
※2023年10月現在では、d払い(iD)の新規申し込み受付が停止されています。
後払いで利用した金額は、毎月の電話料金と合わせて請求されるため、支払いに注意が必要です。
dカード miniは、クレジットカードを所持していない方にとっては、嬉しいサービスといえます。
まとめ:ポストペイタイプのiD決済には3つの方法が存在します
- クレジットカード自体にiD決済の機能がある「クレジットカード一体型」
- クレジットカードをアプリに紐づけて使う「iDアプリ」
- iDアプリに実装されている「dカード mini」(d払い)で後払い決済する
クレジットカード一体型(カードにiDのアイコン有)
「dカードゴールドカード」より引用
d払いアプリ
「ドコモd払い」より引用
プリペイドカードタイプ
プリペイドカードは、iDを経由して支払うことが可能です。
プリペイドカードとは、事前にお金をチャージしておくことで、その範囲内の金額で決済ができるカードのことです。
任意のプリペイドカードを登録しておくことで、カードやiDアプリから入金済みのプリペイドカードを使える仕組みとなっています。
ただし、プリペイドカードをiDを経由して支払いするケースと、そのままプリペイドカードで支払いをするケースを比較しても、大きな違いはありません。
現金化を目的とするならば、わざわざiDを経由してプリペイドカードを使う必要はないといえます。
プリペイドカードを利用した現金化の手段として、上記でも解説したAppleギフトカードをオンラインで換金する手法があります。
プリペイドカードを利用して現金化する方法
- dカードプリペイドカードを発行する
※dカードプリペイドカードは、審査無しで年会費・発行手数料無料で、MasterCard加盟店で使えるカード - Appleの公式ストアで、dプリペイドカードを利用してAppleギフトカードを購入
※MastercardやVISAが付帯されていないプリペイドカードでないと、購入ができないので注意 - オンライン上にあるギフト券買取サイトでAppleギフトカードを売却して現金化する
一般的な現金化の手法と比べると、手続きは非常に簡単です。
本人確認のための基本情報と、Appleギフトカードを購入した後に発行されるギフトコードを伝えるだけで、買取申込から現金が振り込まれるまで1時間程度で取引が可能です。
また、dカードプリペイドの他にも、ソフトバンクカードやau PaY プリペイドカードのようなプリペイドカードが存在します。
さらに、似たようなサービスで、メルペイ、LINE Pay、はまPayのようなアプリも。
iD決済と連携して使えるサービスですので、知っておいて損はないと思います。
ただし、ネットショップで使えるサービスは限られており、MastercardやVISA、JCBのような国際ブランドが付帯されていないものは対象外となります。
Appleギフトカードを使って現金化をするなら、dカードプリペイドカードや、ソフトバンクカード(VISA)、au Pay プリペイドカード(Mastercard)を利用、
実店舗で商品を購入して現金化を目指すなら、その他のサービスを利用すると良いでしょう。
デビットカードタイプ(口座紐づけ型)
iDには口座を直接紐付けるデビットカードタイプのものがあります。
デビットカードとは、銀行口座と直接連携している支払いカードのことです。
口座残高の範囲内でのみ利用が可能で、クレジットカードや後払いのような機能はありません。
結論から言うと、デビットカードタイプは現金化するのに適していません。
デビットカードと連携している口座から直接現金を引き出せばいいので、使う意味がないです。
紹介はしましたが、現金化のために使う必要はまったく無いです。
iDで現金化可能な商品紹介
iD決済を利用して現金化するには、ある程度の需要がある商品が必要となります。
高額で価値が下がりにくい商品を選ぶことで、損失を抑えることが可能です。
以下に、換金率の高い商品を紹介します。
現金化するのに最適な商品
- ゲーム機・ゲームソフト(Nintendo Switch、Playstation5)
- iPhoneやAndroidなどのスマートフォン機器
- 発売されたばかりのApple製品
- ギフトカード(Amazonギフト券、Appleギフトカード、楽天ギフトカードなど)
- 流行りの商品(例:ワンピースカードやポケモンカード)
- 家電製品
現金化に向いている商品の特徴として、値段が高い・値下がりしにくい・持ち運びしやすい・専門の買取サイトが存在するなどが挙げられます。
基本的には当サイトで紹介したAppleギフトカードを利用した現金化の方法を推奨します。
しかし、ネットショッピングが可能なプリペイドカードがすぐに用意できなかったり、上記の商品が置いてある店舗が近くにあるならば、現金化をする選択肢の一つとして知っておいても良いと思われます。
流行りの商品だと、換金率80-110%で現金化できる可能性を秘めています。
その中でも、ワンピースカードやポケモンカードは、過去に高いプレミアム価格で転売できた良い例となります。
利益だけを追求すると、流行りの商品を購入するのが最適解ですが、売る手間があり、すぐに現金化ができないデメリットもあります。
とにかく高い価格で現金化がしたい場合は、その時期によって流行りの商品を仕入れて現金化するのがオススメです。
売る手間をかけたくない、時間を重視したいなら、時期に左右されずに常に90-98%の換金率で現金化が可能なAppleギフトカードを利用した現金化の方法を選択すると良いでしょう。
iDで現金化【返品キャンセル】
iD決済を経由して購入した商品を購入した後に、返品するとすぐに現金化が可能なのか?
結論から言うと、場合によっては現金化できる場合もありますが、当サイトではおすすめしません。
iDに限らず、返品キャンセルを用いた手法は昔から存在します。
iD決済を経由した場合の返品キャンセルに関する内容を確認していきましょう。
クレジットカードが紐付けられたiD決済は不可
過去にクレジットカードを利用した現金化が悪用された経緯もあり、返品での現金化は不可となっています。
クレジットカードにはカード利用枠というものが存在し、返品を行うと同時に利用枠がもとに戻ります。
iDに限らず、クレジットカードが紐付けられたすべての決済サービスで同様のことがいえます。
繰り返し返品キャンセルをする行為を続けていると、クレジットカードの信用情報に傷がつく恐れがあります。
これは、クレジットカード会社の利用規約にも記載されていますので、悪用するのは絶対にやめましょう。
店舗によってはプリペイドカードタイプでの現金化が通る場合も
プリペイドカードを利用した返品キャンセルの方法は、店舗によっては成功する場合もありますが、おすすめしません。
クレジットカードの場合は、返金時に利用枠を元に戻すという対応になりますが、プリペイドカードタイプでの返品対応は、店舗によって対応が異なる場合があります。
ちなみにですが、大手のau Pay プリペイドカードで返品申請する場合は、以下の対応となるようです。
auサポート(https://www.au.com/support/faq/detail/74/a00000000074/)より引用
簡潔にいうと、購入した商品を返品したら、残高は購入前の状態に戻ります。
返金は最大45日程度かかると記載されています。
別のサイトでは、プリペイドカードで返品キャンセルすると、現金で返金してもらえると書かれているのを見受けられました。
それが成り立つ理由は、店舗によってはプリペイドカードタイプの支払いでの返金キャンセルへの対応がマニュアル化されていないことが予想されます。
要するに、店員の知識不足で現金での返品対応になっている可能性が高いです。
時間経過によって、プリペイドカードに関連する返品キャンセルの対応は、クレジットカード決済と同様に統一化されていくでしょう。
マニュアル化されていない店舗を狙い撃ちして現金化を試みるのは、店舗側に迷惑がかかるため控えましょう。
iDで現金化をする上での注意点
結論から言うと、iD決済を経由した現金化の方法は推奨しません。
次で説明するiDで現金化する上での注意点を読み、現金化を検討してみてください。
iDで現金化をする違法性はある?
iDを経由した現金化は、基本的には違法にはあたりません。
プリペイドカードタイプやデビットカードタイプに関しては、自分のお金をチャージしての利用や銀行口座から直接支払われているため、気にしなくて問題ないです。
ただし、クレジットカードを紐づけたiD決済の場合は、見方によっては横領罪となると主張している方も。
クレジットカードの仕組み上、商品を買った後の支払いは月末にまとめて払うことが多いです。
そのため、支払い前に現金が手元に入るのが問題であると指摘されています。
とはいったものの、クレジットカード会社側からしたら、個人が買った商品が現金化目的のために購入したのかどうかを判断する方法は存在しません。
現金化目的で商品を購入したとしても、その購入分の金額を月末にしっかり支払いを行えば、特に問題ないといえます。
返品を利用した現金化はおすすめしない
返品キャンセルを用いた現金化は、基本的におすすめしません。
何度も同じ店舗で繰り返し行ったり、系列の店舗で現金化を行い続けていると、悪質であると判断される場合があります。
現在では、返品目的の客への対策方法が普及しつつあり、現金化自体ができない店舗がほとんどです。
万が一、返品キャンセルが成功した時には、手数料無しで現金化することができるのは間違いないです。
しかし、店舗側に迷惑をかける悪質な行為と判断された場合、信用情報に傷がつく大きなデメリットがあリます。
現金化の方法は返品キャンセル以外にもいくつか存在するので、わざわざリスクがある方法を選ぶ必要はないでしょう。
結論:iDを用いた現金化はおすすめしない
iDを用いた現金化の方法は、わざわざやらなくても良いという結論となります。
クレジットカードがあるならiDを経由する必要は無いし、
クレジットカードを所持していない場合は後払い機能やプリペイドカードを代用すれば良いです。
iDは利用できないが、クレジットカードは使えるという店舗も存在するため、iDを使うとシンプルに利用店舗が少なくなるというデメリットも挙げられます。
また、iDにこだわらなくても、Appleギフトカードを利用した現金化の方法をはじめとした、特定の商品を購入して換金する方法はたくさんあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を読み、ご自身にとって最適な現金化の方法を見つけてもらえたら嬉しいです。